2001年7月31日深夜(ほとんど8月1日ですな)。
仕事帰りにとんでもないものを発見してしまった!!!
なんとまだへその緒がついている、生まれたばっかりの子猫だった。
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この子はへその緒がついていた上に、体中蟻がたかっていた。慌てて家に連れ帰って体を洗って、乾かしてあげる。 しかし、こんな生まれたての状態の子猫が道端(植込みと道路の間)に落ちているなんて・・・。 まさに「落ちている」という表現がぴったり。一体親はどうしてしまったんだろう・・・。 |
夏とは言え、濡れた体を放置しては寒いと思ったので、タオルで巻いた上にペットボトルを利用して簡易湯たんぽを作成。 しかしミルクを上げようにも哺乳瓶がない!!! しかも時間は深夜1時になろうとしている・・・。お店もやってないじゃん。 仕方がないのでミリコが手術をした後飲ませていた薬のスポイトを乳首代わりに・・・。 それでもなんだか大きいんですけど。 |
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ただならぬ子猫の泣き声にミリコはびびりまくり(^_^;)。 そーだよね・・・、 今までモモコと二人、もとい2匹での生活だったんだもんねぇ・・・。 いきなり子猫の泣き声を聞いたらそりゃぁびっくりするだろうなぁ。 結局この晩のミリコはそわそわしてあまり寝むらず。 私も一晩中泣く子猫たち にてんやわんやであまり寝れませんでした。 |
はじめの子猫を拾って1〜2時間後、また外から子猫の泣き声が・・・。もしかしたら母猫が側にいるかもしてない!!という淡い期待を抱いて、外に出てみたら今度はまだ羊膜のかすが付いた子猫が道端におっこっていた。 世の中、どーにかなってしまったんでしょうか?? 一遍に2匹も面倒見れない・・・、でも、このまま放置していたら死んでしまうのは眼に見えているし・・・。え〜〜いこうなりゃまとめて里親を探してやるぜ! しかし、8月は私の仕事が絶好調に忙しく、家にいない日が続いてしまうので病院に預かってもらうことにした。かわいそうだけど・・・。 しかし、獣医さんの話では、初乳も飲んでいないだろうから何か病気に感染したらアウトだろうと言われた。 その時はその時だ。可愛そうだけど、どうしようもないよね・・・。 とりあえず翌日から里親探しの準備のため、HPを検索したりしていた。 |
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病院入院1日目。 体もすっかり乾いてふかふかになり、抱き上げるとおっぱいを探しているのか、私の胸元や脇の下(きっと臭いとかする方に来るんだろうね)をくんくん嗅ぎ回る。 む〜〜〜、かわいいぞ!! 確定はしていないけど、1匹は男の子、もう一匹は女の子ではないかと思われる。 この写真で言うと、向かって右側が男の子。 |
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何とか里親探しをしようと思って顔が見えるように手でおさえてみたり(^_^;)。 なんだかかわいくて、うちで飼ってしまってもいいかな〜〜〜???なんて誘惑にも駆られてしまった。 生後2日目の写真。 |
結局子猫達は8月3日の深夜に、病院で2匹そろって死んでしまいました。 しかし生まれたての子猫を残して母猫はどうしてしまったんだろう???出産中に何かアクシデントがあったのか、それとも猫社会にも育児放棄が蔓延してきているのか・・・。 しかしこれで、近所の野良猫達もきちんと避妊手術をしてあげなければ!と思いました。 避妊手術には賛否両論あるかもしれないけど、やはり都心部で野良猫が増えるってことはかわいそうな猫達が増えるだけだと思うので。 本当はのびのびとした所で猫好きの人とかがご飯を上げたりして、自然に生活するのが一番だと思うけど、動物を虐待する人たちも多い現代では増えないように手術することも必要なのかも(;_・)。 |